暑くて、ねっとりとした湿気が身体にまとわりつく東京の梅雨。
中学時代の地理の授業では「日本は温暖湿潤気候」と習ったけど、ここは間違いなく「亜熱帯気候」だ、と感じるのです。こんな日に、ムラムラと食べたくなるのがタイやベトナム料理。特に昨日は、自宅にストックしてあったライスペーパーも湿気でへたれ気味に見えましたもんね(実際には真空パックだから、へたれているはずはないのだけど)。もう、ベトナム料理を食べるしかないでしょう。

ずっと行きたかった浅草の「オーセンティック」は満席で予約が取れず、新大久保の「ベトナムちゃん」も電話が通じず。ダメもとでトライしたのが、蒲田の名店「ミレイ」。今まで何度も満席で断られていたのですが、運良く19時からのお席を取ることができました。

JR蒲田から徒歩5分。ここで本当に正しいのか、悩みながらラブホテルのネオンサインに照らされた夜道を歩いていくと、雑居ビルの2階にありました。到着して、ちょっとホッ。
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お約束の一品は「肉の生春巻き」をチョイス
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海老の胡椒煮
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青いパパイヤのサラダ」は「エビセン」と一緒に注文
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冬瓜のスープ
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たくさんのハーブと食べる「パインセオ
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デザートの「チェー」と「ベトナムコーヒー」。
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オーバーカロリー確実。それでも、野菜たっぷりのベトナム料理は、なんとなく身体に優しい気がして罪悪感は半減。ここのロケーションはかなりハードルが高いと感じるけれど、それでもお店は三回転していて、ほとんどが女性客で満席だったのが印象的でした。どんな場所でも、味が確実でコストパフォーマンスが高ければ、人は集まってくるのだということを、身にしみて感じた夜。(普通に食べて1人¥3000〜4000程度)。今回食べられなかったフォーやビーフンは、この夏の課題となりそうです。

ミレイ
東京都大田区蒲田5-1-4
☎ 03-3732-3185 ※予約必須
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