TOKYO エプロン・ジャーナル

私のキッチンと暮らしのメモ、365日。 そして時々、ダイエット。

パウンドケーキ

だれでも簡単プロのケーキ! 「マトファー」の焼型

「手作りケーキ」というと響きに憧れを感じるものの、
苺のショートケーキやモンブラン、パイといった王道のスイーツは、
やっぱりパティシエが作るもの以上の美味しさには
たどり着けた試しがありません。
だって、ことお菓子に関して私は素人だから・・・。

ところがお家で作ったもののほうが美味しいと感じる
スイーツがいくつかあります。
そのひとつは、カトルカール(パウンドケーキ)です。
バター、砂糖、卵、小麦粉を同じ分量ずつ入れるということから、
カトルカール(4/4) という名前がついていますが、
イギリスではそれぞれの材料を1ポンド(約0.45kg)ずつ入れるから
パウンドケーキと呼ばれているのだとか。
軽量も簡単で、作り方もコツさえ押さえれば間違いのないケーキです。

このケーキ作りに欠かせないのが、マトファーのケーキドロア(焼型)。
フランス製の由緒正しき、ケーキ型です。
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これを作ると、見た目が完璧でプロのように仕上がるから不思議です。
その秘訣は、エッジにあります。
マトファーのケーキドロアは、ブリキで作られていて型から抜いた時に、
四隅の角が美しく仕上がるのです。
ただし、そのためには型に紙を敷かずに、
薄くバターを塗って、上から薄く粉をふること。
そして、熱いうちに型から静かに抜くこと。

私は各材料を100gにすると丁度よい小さめの型をよく使います。
カトルカールはおやつだけでなく、
朝食代わりにもなるのでとても喜ばれるのでお遣い物にもぴったり。
最近ではネットでも購入できますし、
合羽橋の菓子道具専門店でも入手可能。
この美しさには感動ひとしおです。
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▲先日のバナナケーキも、もちろんマトファーの焼型で。

大好きなバナナケーキを焼いてみました!

バナナケーキといえば、キャピトル東急のコーヒーハウスのものを
すぐに思い浮かべます。
パンのようなビジュアルなのに、ずっしりとした重みのあるケーキ。
その美味しさがクセになってしまい、オリガミに行けば必ず買ってきました。
残念ながら売り切れという日も多いい、人気の品です。

いつかはあの味を再現したいと思いつつも、
なかなか実現していません。
しかし、今日作ったバナナケーキは、今までの中で
最も美味しかったように感じます。
基本のカルトカールの分量を少し加減し、
残っていたバナナを2本つぶして入れました。
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これに満足せずに、さらに改良版のバナナケーキを作るべく、
しばし試行錯誤の日々が続きそうです。
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くろだよりこ

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