イギリスのDaily Telegraph社が伝えた
Iran bans foreign food from cookery channels
という記事を見て、朝から驚きと憤りが混じっています。
バカバカしいにもほどがある。
いわゆる「おふくろの味」的な美味しいイラン料理は、
手間と時間がとてもかかるため、外食産業としては成り立たず、
イランの外食としては、
① ただ鶏肉や羊を焼いた「ケバブ(シシリク)」
② ハンバーガーやピザといった洋もの軽食
③ 一般の人には届かない高級「なんちゃってイタリアン&フレンチレストラン」・・・大概、不味い。パスタがインスタントラーメンの麺であることも。
④ 労働者などが詰める「カラパチ食堂」(カラパチとは羊の内臓と脳みその煮込みシチュー)
4種類だけ。
海外の雑誌やDVDなども禁輸措置が取られ、
衛星放送の受信も違法であるイラン。
一般の若い子たちがイラン国産ハンバーガーやピザからちらりと垣間見る、
世界の料理がテレビで見れなくなるなんて、
本当に馬鹿げているとしか思えない。
でも、こうやって厳しく規制をするから、
若者はあの手、この手を使って、Facebookをやったり、
自由に海外のネットを見るのでしょうね。
インターネットに関していれば、もはや当局のコントロールは
効いていないように感じます。
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