「越の寒梅」、「八海山」、「久保田」など、
新潟の美味しい日本酒は、東京でもそれなりのお店となれば、
わりと簡単に飲むことができます。
しかし、この「鶴の友」は新潟県内にファンが多く、
生産量も決して多くはないために、
県外まで出回らない幻の日本酒
美味しいものが好きな新潟県の方々から、
「イタリアンにも合う、とっておきの日本酒だ!」ということで
教えていただきました。
IMG_4496
▲新潟市西区の樋木(ひき)酒造で作られています。

あまりお酒には詳しくありませんが、
この「鶴の友」は飲んだ瞬間に、何かが違うと感じました。
軽く、ふくよかな味の中に、ほんの少し酸味が感じられます。
そして後から、お米の旨みがググっと上がってくるのです。

この日は和食とイタリアンと両方作ってみて、
本当にイタリアンに合うのか試してみました。
メニューは「ほうぼうのアクアパッツァ」です。
間違いなく、イタリアンとも相性はぴったりだと感じました。
なぜでしょうね、「鶴の友」はお米でできているのに、ワインのようにフルーティ。
そのお米の甘さがきっとお料理にも合う秘訣なのではないでしょうか。

今度、新潟に行った時には、ぜひこの樋木酒造を訪れてみようと思います。
塵ひとつ落ちていない、清潔を極めた酒造との噂。
それを己の目で確かめてみます。

樋木酒造株式会社
DATA
新潟市西区大野町582