TOKYO エプロン・ジャーナル

私のキッチンと暮らしのメモ、365日。 そして時々、ダイエット。

日本

小正月の小豆粥

IMG_3339

まだ新米編集者のころ、
染色研究家の木村孝先生のお宅でいただいたのが、
初めての記憶でもある「小豆粥」。
その時、苦手な小豆とお粥が一緒になったお椀を見て、
実は「ギョッ」と声をあげたくなりました。
小豆とお米が一緒に炊いてあるなんて、考えられなかったのです。

しかし、この「小豆粥」も日本の「小正月」に
なくてはならない行事粥。
おめでたい赤をイメージするからか、
なんとなくありがたいお粥に見えてきて、
今年初めて作ってみました。
しかも砂糖を別皿にとって、それをふりかけてサラサラといただく!!

30代になったからか、思いのほか美味しく思え、
またつくってみようと、炊いた小豆を冷凍してみました。

お正月の「ふわふわとろろごはん」

IMG_3232

小さな時は、1月3日までお節を食べた記憶も、
ちらほら残っていますが、
デパートが1月2日から初売りを始める今となっては、
お節を3日間も食べ続けるなんて、ちょっと考えられません。

大みそかからのご馳走続きで、疲れた胃に優しいのが、
1月2日の朝食にいただく「ふわふわとろろごはん」。
東北の風習と聞いていますが、全国的に、お節の後に
とろろごはんを食べる風習は残っているそうです。

朝も早くから、ゴム手袋をはめて、すり鉢で大和芋をゴリゴリ。
そのあと、すりこぎで、ぐるぐると空気をいっぱい入れます。
あつあつ麦ごはんに、柚子、ゴマ、長葱、海苔のトッピング。
思わず「おかわり!」と何度も言いたくなる、シンプルな料理です。

プロフィール

くろだよりこ

ギャラリー
  • 葱と鴨とクレソンの鍋
  • 大好き中華レストランのデリバリーランチ
  • お気に入りの北インド料理店を見つけた!
  • フィスラーの圧力鍋に感動。
  • 春の七草。
  • 今年のおせち
記事検索
  • ライブドアブログ