「寒天仕事」という言葉を聞いた時に、
不思議と「日本人でよかった」と感じてしまいました。
頭の中で、「寒天=ところてん=つるり、ひんやり=夏の美味」
という式が勝手に出来上がったからかもしれません。
梅仕事にしても、寒天仕事にしても、
季節感を感じる主婦の作業にあえて「仕事」という言葉を付けられると、
ちゃんとやらなくては、と背筋がピンと伸びるような気がします。
今日はこの寒天と豆腐を使った、飛騨高山の名物「滝川豆腐」を作りました。
寒天は水に戻してから溶かし、木綿豆腐は丁寧に裏漉します。
寒天と豆腐を混ぜて、型に入れ固めます。
さて、ここからが滝川豆腐という名の由縁。
天突きで出し、皮の流れのように見立てて盛りつけます。
私は天突きが小さくて、豆腐が入らなかったので、
包丁で細かく切ってみました。
飾りも、青紫蘇と生姜でシンプルに。
『つきぢ田村の隠し味365』(田村隆著 / 白水社刊)を読むと、
「七夕さまのときには、天の川に見立てて両岸に小さく星型に切った
野菜やじゅんさいなどをあしらい、青柚子をふる」、
「とうもろこしを蒸してミキサーにかけ、裏漉ししてから豆乳と合わせ、
煮溶かした寒天でたかめておく」など、
お料理やさんならではの、知恵が書かれていて、
とても興味深い。
季節感あふれる、滝川豆腐のようなメニューを、
ちゃんと食卓に出して、小さな子供にも食事から季節を
感じ取ってほしいな、と改めて感じた次第です。
不思議と「日本人でよかった」と感じてしまいました。
頭の中で、「寒天=ところてん=つるり、ひんやり=夏の美味」
という式が勝手に出来上がったからかもしれません。
梅仕事にしても、寒天仕事にしても、
季節感を感じる主婦の作業にあえて「仕事」という言葉を付けられると、
ちゃんとやらなくては、と背筋がピンと伸びるような気がします。
今日はこの寒天と豆腐を使った、飛騨高山の名物「滝川豆腐」を作りました。
寒天は水に戻してから溶かし、木綿豆腐は丁寧に裏漉します。
寒天と豆腐を混ぜて、型に入れ固めます。
さて、ここからが滝川豆腐という名の由縁。
天突きで出し、皮の流れのように見立てて盛りつけます。
私は天突きが小さくて、豆腐が入らなかったので、
包丁で細かく切ってみました。
飾りも、青紫蘇と生姜でシンプルに。
『つきぢ田村の隠し味365』(田村隆著 / 白水社刊)を読むと、
「七夕さまのときには、天の川に見立てて両岸に小さく星型に切った
野菜やじゅんさいなどをあしらい、青柚子をふる」、
「とうもろこしを蒸してミキサーにかけ、裏漉ししてから豆乳と合わせ、
煮溶かした寒天でたかめておく」など、
お料理やさんならではの、知恵が書かれていて、
とても興味深い。
季節感あふれる、滝川豆腐のようなメニューを、
ちゃんと食卓に出して、小さな子供にも食事から季節を
感じ取ってほしいな、と改めて感じた次第です。